即位した天皇が日本国の内外に即位を宣明する儀式である 即位礼正殿の儀
その大規模な儀式は世界各国から要人を招待し行われる。
そして世界各国から要人が訪日するこの儀式は飛行機マニアにとって生きているうちに一度か二度遭遇できるかどうかの一大イベントでもある。
この儀式関連で各地に飛来した航空機を撮影した。
10月20日

クウェート政府のエアバスA340-500
羽田飛来の後クイックで千歳へフェリーされた。

羽田34Rへアプローチするコートジボワール政府

羽田空港Vspotにて乗降の後フェリーの為プッシュバックされるオーストラリア空軍の737

スロバキア政府のA319 乗降の後中部へフェリーされた。

オマーンロイヤルフライトの747SP
今回飛来機の目玉である。
10月21日


深夜0時の出発
関西国際空港へフェリーされた。

カタールアミリフライトのA319
本務機である747-8(A7-HHE)は羽田空港へ一度降りるが随行機は成田へ直接乗り入れた。

エスワティニ王国のA340
本務機ではあるものの成田空港へ飛来した。

カタールアミリフライトの747-8
カタールの本務機である。この写真は羽田34Lアプローチを撮影したものだ。
この後成田へフェリーされた。

グローバルジェットルクセンブルクのプライベートジェット
トーゴ政府によるチャーターフライトだ。
各国政府も専用機ではなくこうしたチャーター機や定期便での乗り入れが多く飛行機マニアとしては残念だ(時代の流れなので仕方がないが)

カウントダウンの始まっているドイツ空軍のA340
写真は羽田34Rアプローチ
センターのギアが出ておらず「故障したのでは?」と一部で話題になっていたがどうやら故障ではなく運用上の都合との事だ。
A340はセンターギアを出さない設定ができるらしい

エアインディアの747
羽田34Lアプローチの写真だ。

バーレーン政府のガルフストリーム
羽田34Lアプローチの写真
ガルフストリームの横はスカイショットだとレジが隠れる場合が多く、少々残念である。

エアインディアの747とカタールアミリの747-8
このような光景は2度は無いと思う。

モロッコ政府の737
羽田34Rアプローチの写真

ブラジル政府のVC-2(ERJ190AR)
羽田34Lアプローチの写真

サウジアラビアのA340
羽田34Lアプローチの写真
サウジアラビアの予定はすぐ変更になり、スケールが日を追うごとに小さくなっていったが最終的にはこの機体で落ち着いた。

スペイン空軍の310
到着後すぐに中部へフェリーされた。
10月22日は即位礼正殿の儀当日である。
この日の日中トラフィックは羽田空港に韓国空軍の747のみであり、またあいにくの雨であったため撮影を断念
また夜間はカタールアミリの747-8とインドネシア政府の動きがあったがどちらも撮影せず
10月23日

カタールアミリのA319
深夜に本務機の747-8が飛び立っている為、朝一ひっそりと離陸

到着は夜であった為撮影ができなかったアゼルバイジャン政府のチャーター
当機は成田空港初飛来であり、以前から撮りたい機体でもあったため満足

到着は残念な天気であったエスワティニ政府だが、出発はいい天気だ
光線の良い飛行機の見える丘より

ケニア政府チャーターの機体

ブルネイ政府のカッコいい787だ。
離陸はかなり遅れて日没直前であった。
かろうじて上がりは撮れたがギアが閉まらず。


トルクメニスタン政府のEZ-A777
一見するとただのトルクメニスタン航空機材だが、実際にはVIP仕様
エンジンはピカピカに磨かれている。

カザフスタン政府のA330
この時間になるとまともに撮るのが難しくなる。
これ以降は睡眠の時間とした・・・
10月24日

ブラジル空軍のVC-1 (A319)
34Rより離陸した

アラブエアウイングの737
パレスチナのチャーターフライトである。

ブラジル空軍のVC-2
羽田34Rより離陸した。

カンボジア政府のA320
レジが見当たらないエアバス機と考えると結構魅力はあると思う。

韓国空軍の747
出発時は警備レベルがかなり上がった様で、韓国へ対するテロを警察は相当警戒していたようだ。

オーストラリア空軍の737
大体の即位礼正殿の儀関連機体は以上で終了した
25日のクウェート政府は雨により撮影断念
26日のオマーン政府は別記事で紹介する。
飛行機マニアとしてこの行事を楽しむことが出来一生の思い出となった。
次があるときにはまた飛来機が様変わりするだろうから、本当の一回きりだろう。